動機
深夜で暇なので、MacBookProでkali linuxをusbブートする
ということに挑戦してみようと思う。
参考にした記事
kali linuxをUSBにインストールしてmacbook airでブートできるようにしてみた
Kali LinuxをUSBにインストールし書き込み領域を作成する
この3記事、どれもちゃんと説明がされていて、とてもわかりやすくまとまっていた。
必要なもの
容量多めのUSBメモリ。
自分はこれを買った。
準備
まずは、
https://www.kali.org/downloads/
こちらのサイトから、kali linuxのisoを落としてくる。
一番上の、Kali 64 bit
というものを選択しダウンロード。
kali-linux-2017.2-amd64.iso
このような名前になった。
これをイメージファイルに変換する。
hdiutil convert -format UDRW -o target.img kali-linux-2017.2-amd64.iso
target.img.dmg
というファイルができる。
ここで、USBメモリを確認する。
diskutil list # /dev/disk0 (internal, physical): # #: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER # 0: GUID_partition_scheme *500.3 GB disk0 # 1: EFI EFI 209.7 MB disk0s1 # 2: Apple_CoreStorage Macintosh HD 499.4 GB disk0s2 # 3: Apple_Boot Recovery HD 650.1 MB disk0s3 # /dev/disk1 (internal, virtual): # #: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER # 0: Apple_HFS Macintosh HD +499.1 GB disk1 # Logical Volume on disk0s2 # 30F6FD6C-9E65-4359-8A48-C6ACD7A34CE5 # Unlocked Encrypted # /dev/disk2 (external, physical): # #: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER # 0: FDisk_partition_scheme *32.2 GB disk2 # 1: 0x17 3.0 GB disk2s1 # 2: Linux 29.2 GB disk2s2
/dev/disk2
が、USBメモリであるとわかる。(こちらは、フォーマット後なので、表示が若干異なるかもしれないが、だいたい容量で見分ける。また、別のmacで試したところ、/dev/disk2
だったため、ここからは、数字は適宜自分の環境で変更すること)
では、先ほど作成したtarget.img.dmg
をUSBメモリに書き込んでいく。
diskutil unmountDisk /dev/disk2 sudo dd if=target.img.dmg of=/dev/rdisk2 bs=1m diskutil eject /dev/disk2
ここでdiskがrdiskと表示されているが、これは同じ領域を指しており、方式が違うらしい。よって、とりあえずrdiskでやる(こっちの方が速いらしい)
dd
は結構時間がかかるが、辛抱強く待つ。
完了したらejectする。
これで準備は完了。
起動してみる
macでは、オプションキーを押しながら起動すると、起動するデバイスを選ぶことができる。
こっちを選択して、エンターキーを押すと、起動する。
起動すると、
このような画面になるので、一番上を選択。
無事起動した(背景がおかしい?)。
書き込み領域を作成する
現在は、再起動するたびにデータが消えてしまう、という状態なので、USBメモリに書き込み領域を作成する。
端末というアプリ(コンソール)を起動し、
gparted
と入力する。すると、パーテーションをいじるソフトが起動する。
ここで、
Kali LinuxをUSBにインストールし書き込み領域を作成する
こちらのサイトを見ていくと、fat16
というファイルシステムを削除する部分がある。
僕の場合、この作業をすると、なぜか起動できなくなってしまった。
なので、基本的に上のブログの、fat16を消すところ以外実行すると、無事にpersistence
ができるようになる。
結論
ファイルシステムなど、普段パソコンを触っているだけでは触れないようなところに少しだけ触れることができた。
今後は時間があればこの辺のことも調べていきたい。